豆
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季節の話
こんにちは。
院長の田上です。
今月は節分にちなんで、豆についてのお話です。
豆は、ひと粒ひと粒は小さいですが、栄養価に優れており、生活習慣病の予防や、健康な身体づくりはもちろん、美容の面でもうれしい効果を備えた食品です。
みなさんも普段の食生活に豆を取り入れてみましょう。
私は、ほぼ毎日、納豆や豆腐を食べています。
そんな豆には、たんぱく質、脂質、炭水化物の三大栄養素が豊富に含まれており、それぞれの構成割合によって炭水化物グループと脂質グループに分けられます。
どちらのグループにも、生体機能の維持・調整に必要なミネラル類や、糖質や脂質の代謝を助けるビタミンB群、さらに、ポリフェノールなどの機能性成分や、便秘の予防・改善に役立つ食物繊維が含まれています。
また、豆類の中でも、炭水化物と食物繊維がふんだんなレンズ豆は、食後の血糖値上昇を抑制してくれる低GI食品だそうです。
さらに有益な細菌の増殖に役立つプレバイオティクスが豊富に含まれているため、腸内の善玉菌の活性化、プロピオン酸などの有効成分の分泌が促進され、糖の吸収を緩やかにしてくれますので、ぜひ新しい食習慣に豆類を召し上がってください。